ヘッジファンドの投資手法はさまざま。専門的な用語が多く、深く理解する必要はありませんが、自分が投資しているファンドのタイプくらいは理解しなければ、そもそもファンドを選択することができません。「グローバル・マクロ」は、あのジョージ・ソロスが得意とした手法です。

ロング・ショートとは、ヘッジファンドの手法の中でも代表的な手法。株式を買い持ち(ロング)と売り持ち(ショート)の両方のポジションを取る。株価が企業業績を反映せず高騰していると判断した場合、その株式についてはショート(売り持ち)のポジションを取る。反対に過小評価されている場合、その銘柄について買い持ち(ロング)のポジションを取る。つまり株式の買いと売りの両取引をすることによって、株式相場の状況に応じた収益を追求することが可能になる。
裁定取引・arbitrage(アービトラージ)とは、価格が同じかあるいは価格が近似する商品の価格など、複数の市場で取引されている同一銘柄の価格の間にズレ(価格差)が生じることがある点に着目し、価格のズレを利用して高い方を売り、安い方を買って、価格が修正された時点で反対の売買を行うことで、理論上リスクが無く確実に利益を出す手法。アービトラージは投資資金に対して利益が小さいため小さな利鞘をたくさんとる必要がある。
イベントドリブンとは、「イベント」を利用して利益をだす手法。(企業の買収・合併や社長交代など)例えば、企業の買収のイベントが発表され、実際にそのイベントが成立するまでの間の株価の収斂により利益を上げる。しかし、イベントが不成立に終わった場合は、損失につながる。
グローバル・マクロとは世界中の市場で、経済の変化、歪みから相場の方向性を推測し、多種多様のポジションを取り利益を得る手法。金利変動による為替、株式、債券市場への影響を及ぼす政府政策の変更などに着目し、利益を上げるのが典型的な運用例。
マーケット・ニュートラルとは、マーケットの価格変動に左右されないよう保護するために、ショートとロングのポジションを組み合わせる手法。割安と判断した株式を買い、割高と判断した株式を売り、割安と割高の状態が解消される過程で収益を狙う。
レラティブ・バリューとは、相対的に割安、割高であることを利用して収益をあげる手法。
ディストレストとは、経営環境、財務面が悪化して危機に直面している会社、または破綻した会社の証券を投資対象とする手法。
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