(前頁に続く)
この特長についてもう少し詳しく見てみてみます。
表2はそれぞれの方法で月ごとに購入した口数と購入口数合計額に占めるウェイトを表したものです。定数購入方式では毎月同じ口数だけ購入したので、各月のウェイトは25%となり一定です。

一方、ドルコスト平均法の購入口数は、ウェイトに比例して表されるので、その月の基準価額の逆数に比例しています。その結果、ドルコスト平均法では基準価額の高い月は少数の口数しか購入できないことになります。
そして、このウェイトを用いて基準価額を加重平均することにより平均購入単価を求めることができます。この例の場合、定数購入方式では13,000円、ドルコスト平均法では12,608円となります。
平均購入単価の計算について視覚的に示したものが、図3です。ドルコスト平均法では、基準価額とウェイトが反比例していることがわかります。詳しい説明は省略しますが、基準価額が変動している限りドルコスト平均法の加重平均が、定数購入方式の加重平均を上回ることがありません。
したがって、図1の、「価格が下落している」パターンにおいても、また、「価格が変動している」パターンにおいても、ドルコスト平均法を採用したほうが投資効率は向上するのです。
コメント